今回はPrada プラダのスニーカーをピックアップ！当店でも定期的にお問い合わせのあるブランドです。

Prada プラダはミラノに本社があるイタリアのブランド。高級ブランドを代表する根強い人気のあるブランドです。元々は1913年にマリオとマルティーノのプラダ兄弟が始めたのがブランドのきっかけ。イタリア王室の御用達にもなっていました。一時低迷の道を辿りますが、ブランドの再起は1970年代後半に孫娘のミウッチャ・プラダが手掛けた工業用防水ナイロン素材「ポコノ」のバッグシリーズから。日本でも人気が爆発し、街にプラダのバッグが溢れかえっていた時代もありました。ちなみにミウミウは彼女の子供の頃のニックネームが由来になって1993年に設立されました。
創立当時革製品専門店だけあって、今でも素材に特に拘りがあるプラダ。スニーカーもブラック＆ホワイトが基調の非常にシンプルなブランド展開ですが「日常を贅沢に飾る」というブランドコンセプトを体現するように、シンプルなデザインに高級な素材が多用されているのが特徴です。カーフスキンと呼ばれる生後6ヶ月の仔牛の革やなど、希少性が高い素材も。しっかりと素材を把握し、丁寧に洗い分ける熟練の知識と技術が必要とされます。ルタクトでは職人による一足一足丁寧な手洗いで、難しい素材や装飾にも対応致します。安心してご相談いただければと思います。

ハイブランドのスニーカーは素材が非常にデリケートな為、クリーニングには専門知識が必要となります。まずはご自身で試してみる、というよりプロにお任せください。少しでも疑問に思うことや、ご相談があれば一度ご連絡いただければ丁寧に対応させていただきます。

プラダ靴クリーニング事例その1

こちらのスウェードのバイカラーのスニーカーは、普段使いから全体的な黒ずみ、色のくすみがお悩みとのことでした。繊細なスウェード革の生地の異素材ミックスは特に色落ちで他の部分に色移りしないように、ルタクトのフルコースで丁寧に洗い分けしていきました。素材ごとの最適な洗い分けをすることで、コントラストの美しい状態に蘇りました。

プラダ靴クリーニング事例その2

こちらのホワイトレザースニーカーは普段使いからくる、全体のくたびれ感と経年劣化による細かい擦り傷が気になるとのご相談でした。ホワイトレザーも非常に汚れが目立ちやすいスニーカーの一つ。しっかりとルタクトのフルコースで汚れを取り除き、擦り傷は特殊修繕加工でお直し。美しい白が映えるピカピカのスニーカーに蘇りました。

プラダ靴クリーニング事例その3

その2の同様、オールホワイトは汚れが目立ちやすいので一層クリーニングに根気がいります。今回も全体に普段使いの汚れが付いてしまっている状態でした。今回の素材はプラダの得意とするナイロン。一見簡単そうですが、クリーニングは素材の間に汚れが入り込んでしまうので、丁寧に少しずつ洗い落としていかなければなりません。ルタクトのフルコースでしっかりと汚れを落とし切り、コース内の撥水加工をして完成です。